HOME > 研究の成果

ここでは民間企業と共同開発した研究成果を紹介します。

掘削ビット位置計測システム

写真 非開削工法で掘削ビットの位置を精度良く把握することは重要ですが,従来の電磁ロケータなどでは掘削深度が深くなるとデータの受信が難しくなります。また,建物や河川などの障害物があるとデータ受信そのものができません。この問題を解決するため,ロッドの掘削位置を重力と地磁気データを使って計算し,ロッドを伝わる弾性波で位置データを送受信するシステムを,(株)ワイビーエムと共同開発しました。このシステムを応用した特注品は既に販売され,羽田空港での地盤改良工事に使われています。写真は2015年10月に東京ビッグサイトで行なわれた展示会での写真です。

(株)ワイビーエムへのリンクはこちら: 掘削ビット位置計測システム

流体流動電位法による石油EORのモニタリングシステム

写真 物理探査学研究室では,地下の資源流体のリアルタイムモニタリングを目的とした流体流動電位法を開発しました。流体流動電位法は,地下流体の流動時に発生する流動電位に着目した方法で,地表に設置した多数の測点での電位を同時観測することで地下流体の動的挙動をモニタリングすることができます。左は(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)からの委託を受けて(株)ダイヤコンサルタントと共同開発した石油EOR用のモニタリングシステムの概念図です。このモニタリングシステムの試験調査は,千葉県茂原市の水溶性天然ガスの坑井を使って行ないました。